経営デザインシートでM&A後の“PMI(経営統合)”を“成長”に変える方法

こんな悩みありませんか?

・M&Aをしたのに、思ったほど業績が伸びない
・組織がバラバラで、現場が混乱している
・「シナジーを出す」と言われたが、何をすればいいかわからない

もし1つでも当てはまるなら、この記事は重要です。

PMI(経営統合)の成否は「業務の統合」ではなく「信頼関係に基づく儲かる構造の設計」で決まる

・人事制度を揃える
・業務フローを統一する
・ITを統合する

多くの経営者はPMI(経営統合)をこう考えます。

しかし、これは業務の統合のみをさしており、半分正しく、半分間違いです。

PMIの本質は、「業務を統合すること」ではなく「社員の共通目標を作り、儲かる構造を再設計すること」です。

なぜPMIは失敗するのか?

よくある失敗は3つです。

① 業務の統合(統合作業)だけやっている

→ 組織設計はできたが、キーパーソンが辞めてしまう、利益は増えない

② シナジーが抽象的

→ 「クロスセル強化」で終わる

③ 現場が動かない

→ 絵に描いた餅になる

つまり、“何を目指すか”、”信頼関係の構築”が曖昧なまま進めているのです。

そこで使うのが「経営デザインシート」

ここで登場するのが、経営デザインシートです。内閣府の知的財産戦略推進事務局が2018年5月に公表した、将来の価値創造メカニズムを構想するための思考補助ツールです。

企業理念や事業コンセプトを意識しつつ、「これまで」の価値創造メカニズムを把握し、長期的な視点で「これから」のありたい姿を構想します。そして、その実現に向けて「今何をすべきか」という移行戦略を策定するためのフレームワークです。
これは一言でいうと「未来の儲かる形を描く設計図」

PMI×経営デザインシートの威力

経営デザインシートを使うと、PMI(経営統合)はこう変わります

BeforeAfter
ただの統合作業統合目的が明確になり成長戦略になる
シナジーが曖昧数値で見える
現場が迷うやるべきことや価値観の共有が明確

具体的な進め方(超シンプル3ステップ)

STEP①:未来を先に決める

まず考えるべきはここです。

・誰に
・どんな価値観を社員で共有し
・どうやって儲けるのか

これがないPMIは必ず迷走します


STEP②:2社の違いを見える化する

・顧客はどう違うか
・強みは何か
・収益構造はどう違うか

違いこそがシナジーの源泉です


STEP③:価値創造ストーリーを作る

ここが最重要です。

例:
・A社の顧客 × B社の商品 → 売上拡大
・A社の技術 × B社の販路 → 高付加価値化
・生産統合 → コスト削減

ポイント:「A×B=新しい価値」を言語化し、社員で共有化すること


成功するPMIはここが違う

成功している会社は、必ずこれをやっています。

・M&Aを通して達成したいことを経営の方向性として言語化し、譲受企業(買手会社)が、譲渡企業(売り手会社)へきちんと説明している(真の経営統合)
・譲渡企業(売り手会社)の経営者、従業員、取引先(外部関係者)とのコミュニケーションを通して、信頼関係を築きあげている(信頼関係の構築)
・シナジー(売上シナジー・コストシナジー)を数値で設計している
・PDCAを回すためのKPIまで落としている
・100日プランで実行している

逆に言えば、これをやらないと、PMIは“作業”で終わります


一番重要なこと(経営者の方々へのメッセージ)

PMIは「現場任せ」にしてはいけません。

なぜなら、PMIとは、 経営そのものだからです

・どこで儲けるのか
・どの事業を伸ばすのか
・どのような企業理念を浸透した組織にするのか

これはすべて、社長の意思決定です。


まとめ

PMI成功のポイントはたった一つです。

統合ではなく、譲渡企業と譲受企業が一緒になり、価値創造を設計すること

そのための最強ツールが経営デザインシートです。


最後に(ご相談ください)

私はこれまで、

・赤字企業の黒字化
・M&A・PMI支援
・成長ビジネスモデル設計

に携わってきました。

PMIで一番多い相談は、「統合はしたが、儲からない、戦力として期待していた社員が辞めてしまった」です。

もし今、

・M&Aを検討している
・PMIで悩んでいる
・シナジーを出したい

という方は、一度、こちらにご相談ください。

“統合”を“成長”に変える設計を、一緒に作ります。

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