経営改善支援制度が改定されました

当事務所では、早期経営改善計画・経営改善計画を活用した「バリューアップ支援」を強化します

中小企業庁は、早期経営改善計画策定支援(いわゆるVアップ事業)と、経営改善計画策定支援(いわゆる405事業)について、2026年3月31日および5月1日から制度改定を行いました。
背景には、コロナ融資後の返済負担、資金繰り悪化、収益力低下に対し、早めに経営改善へ着手する必要性が高まっていることがあります。今回の改定では、相談の早期化、支援メニューの適切な選択、出口の明確化、伴走支援の強化が重視されています。

従来要件と改定後要件の比較

区分従来の主な要件改定後の主な要件
早期経営改善計画
(Vアップ事業)
返済条件変更までは不要だが、資金繰り・採算管理に課題がある事業者向け。補助上限は概ね25万円。補助上限が80万円へ拡充。計画策定50万円、伴走支援30万円。事業承継先探索、経営者保証解除は各10万円加算可能。実態貸借対照表も計画内容に追加。
金融機関が支援する早期経営改善計画金融機関による伴走支援は補助対象外が中心。2026年5月1日から、民間金融機関が実施する伴走支援も補助対象に追加。対象先の見直し、補助上限引上げ、実態貸借対照表の追加。
経営改善計画・通常枠
(405事業)
金融支援を伴う本格的な経営改善計画。費用補助は計画策定200万円、伴走支援100万円が上限。2026年5月1日から、計画に数値基準を導入。実質債務超過は原則5年以内解消、経常赤字は概ね3年以内黒字化、有利子負債対CF倍率は概ね10倍以下が目安。
金融支援の考え方返済条件変更等を伴う計画が対象。借換融資・新規融資は原則「金融支援」には含まれず、条件変更債務が計画対象債務の50%以上となる場合が対象。

どのような事業者にメリットがあるか?

第一に、まだ返済条件変更までは必要ないものの、売上減少、資金繰り不安、採算管理の弱さを感じている事業者です。
早期経営改善計画では、資金繰り表、ビジネスモデル俯瞰図、アクションプランを作り、金融機関と早めに経営課題を共有できます。無借金企業でも、決済口座を持つ金融機関の事前相談書があれば利用可能です。

第二にコロナ融資などで借入負担が重く、返済条件の見直しを含めた本格的な再建が必要な事業者です
通常枠では、金融機関の同意を得ながら、実行可能性の高い計画と伴走支援により、資金繰り安定と収益力改善を同時に進めることができます。

第三に後継者問題、経営者保証、事業承継を含めて会社の価値を高めたい事業者です。
単なる資金繰り対策ではなく、実態貸借対照表を踏まえ、自社の本当の財務状態を見える化し、事業価値向上に向けた経営管理体制を整える好機となります。

経営革新等認定支援機関・中小企業診断士事務所のビジネスデザイン・パートナーズでは、早期経営改善計画、経営改善計画、資金繰り改善、収益力改善、事業承継、経営者保証解除に向けたバリューアップ支援を積極的に取り組んでいます。

・資金繰りに不安がある
・金融機関に説明できる計画を作りたい
・会社の価値を高めたい
とお考えの経営者様は、ぜひ、こちらからビジネスデザイン・パートナーズへご相談ください。

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